私が04年12月に手に入れた音源の紹介です。
04年最後の月。24枚なり。
こんな音楽を聴いておりました。今月はね、当たりが多い。
本当ね、聴いてほしいです。
●Jimmy Mcgriff-Groove Holms/Giants Of The Organ In Concert
ファンキーなオルガン好きにはたまらないアルバムです!
McgriffとHolmsが組み合ってのライブ音源。
その他はギター、パーカッション、ドラムですが、熱くて黒い!
グルーヴがドライヴしまくりです。あちゃ〜ってかんじ。
とにかくオルガンの音の波、渦に身を任せて下さい。
ってかこんなライブ行きたいなぁ.....。
●MINMI/imagine
細かい説明がいらなくなったMINMI。
細かい盤評は他で探してみて下さい。いくらでもあるでしょう。
個人的にはヌジャベス製作の「四季ノ唄」が最高。
私的には今年のベストラックの1つ。
元々ヌジャベスのアルバムが好きだったしね。
「四季ノ唄」はその違うバージョンてかネタ同じの使ってるし、
好きなのは当たり前なんだけど。実にうまく料理してる。
この1曲だけでも聴くべきアルバム、と思う。
●Gil Scott Helon-Brian Jackson/Winter In America
傑作!人生のベスト10に入る好きな作品です。
昔から持っていたし、アナログも持っているんですが、
CDを貸したら帰ってこなくなって買い直しました。
冬になると必ず聴く一枚。シンセ、エレピが好きな人ははまるよ。
そしてギルのなんかこう切ない声が.....。
●The Fascinations/The Fascinations
日本人のヴィブラフォン奏者、渡辺雅美氏率いるユニット。
オシャレなジャズというんでしょうか。
クールだけど暖かい。気分のとってもよくなるアルバムです。
ゲスト陣もオシャレに、ピエール・バルー、マヤ・パルー、
古川奈都子、他です。
●Masta Ace/A Lomg Hot Summer
学生時代に出会ってから好きなMasta Aceの新譜。
ソウルフルなネタ使いにハードではないけど、男を感じるラップ。
トリッキーなことは特になく、かなり正当派。
でもね、安心して面白く最後まで聴きとおせる良盤です。
アルバムとして成功しているのではないでしょうか?
●The Beatnuts/The Originators
大好きなBeatnutsですが、聴き逃していた作品。
相変わらずネタ感が強く、ちょっとラテンのりのいい感じ。
だけど彼等のベストじゃない。
なんとなく閉息感に包まれているというか。
Beatnutsが好きな人はもちろんいいだろうけど....。
今年出た新譜の方が開放感と勢いがあってお勧め。
●T.A.K. The Rhhhyme/Citizen Of The World
日本語HIPHOPですが、これあまりにも過小評価でしょ。
日本ものネタをこういう形でうまくまとめたのってなかったじゃん。
アルバムとしての完成度も高い。
ゲストをほとんど招かず、ビっとした美学で貫かれてます。
にしてもFUTURE SHOCKとはどうなったのかなぁ〜。
どういういきさつだかようわからんけど、
いい結果なんじゃないでしょうか?
どこかジャジーで、アーバンメロウって感じです。
夜の都会を車で走りながら、これ聴きたい。
詳しくは2004年ベストに載せます。
●Smrytrps/ことばのおんがく
サムライトループスの大躍進の2nd。
これもあまりにも過小評価!!!!!残念でたまらないですよ。
だってこんなの出てるの知らない人ばかりでしょ?きっと。
リップやライムスター好きな人にはぜひ聴いてほしいです。
5MCのキャラだちマイク回しもいい。トラックも見事。
良質のHIPHOPだけどPOP過ぎず....。いや〜楽しい。
詳しくはこれも2004年ベストに載せます。
●Buddy Rich/Very Live at Buddy'S Place
ドラマーのBuddy Richのライブ盤。グルーヴィーなジャズです。
74年感つまってます。黒くない、ファンキーです。
何人だか知らないけども。ゴリゴリではないファンキーさ。
例えば、1曲目からハンコックの「Chameleon」ですが、
黒さならハンコックバージョン。でも良い意味で軽くていいんだよ。
軽妙な黒さとでも言ってみましょうか。
●AFRA/Digital Breath
CMで一躍有名になったAFRAの2nd。プロデューサーはPrefuse73。
ヒューマンビートボックスは音源化されると面白くないのが
多いんだけど、これは色々と考えられてます。
まぁその加工感をどう受け取るかによって評価は変わりますけどね。
でもまぁDVDもついてきて、あのパフォーマンスが楽しめます。
あ、アートワークいいね。素晴らしい!

●Hil St.Soul/Copasetik & Cool
傑作。素晴らしい。UKソウルでは最近のヒット。
昨年から気になっていたのをようやく聴きました。
全体的に名曲ばかり。捨て曲なし!まじで。歌も豊かで切れがある。
90年代っぽいプロダクションもはまってます。
All That (+A Bag O'chips) Strings Mixなんかもストリングスといい、
かっこいいんだけど泣ける。たまらんなぁ〜。
●Alicia Keys/The Diary Of Alicia Keys(特別版)
傑作。素晴らしい。って今年前半に出たアルバムに
リミックス、別バージョンがついてのある意味企画盤。
くやしいけど、また買ってしまった。
こういう売り方きにくわん。でも買ってしまった。
うんうんいいよ、いい。
●V.A./Hear My Song sound track
映画「Hear My Song」のサントラ。
昔観て好きだったのです。セールで500円だったので買ってしまった。
良きイギリスやアイルランドの音楽という内容です。
まぁあくまでも映画を観て好きだったから買ったというわけで
映画観てない人には別に....ってところでしょうか。
●東京事変/教育
別に林檎さんが大好き!というわけではないのですが、
個人名義でやっていたものとの変化を感じて面白く思い、
聴いてみました。
なんか昔よりも楽しそうにやっているように感じます。
でもね、私はロックとかよくわからないので....。
●岡林信康/わたしを断罪せよ
タイトルからして重めというか、時代を感じる作品。
この中の「三谷ブルース」を以前ロケ先でカメラマンが歌ったのだが、
内容がフリースタッフの自分にだぶってあたしゃ辛くなりましたよ。
ぜひ聴いてみて下さい。
ちなみにそのカメラマンがオフライン中に差し入れとして
持ってきてくれました。落ち込むって(笑
●LUNA/Tha Freak Show
女の子の日本語HIPHOP、R&Bです。
なんか耳に痛いんです。音が。でも悪くもなく....。
結構すごい経歴みたいだし、歌もうまいと思うんだけど。
なんとなく女の子の悪そうなラップとかって恥ずかしくないですか?
人によっては男でもそうだろうけど。なんか無理してる感じが。
餓鬼レンジャーのヨシ参加曲ありも、いまいちか。
●Asa festoon/ナツヨハル
前にAsa festoonさんのカバーアルバムを買っていました。
これがよくて人のいるところでかけるとまず「誰?」と
聴かれる作品でした。まぁカバーする選曲がいいってのもあるけど。
そんな彼女の5枚目。
個人的には「Real Fake」がいい。エレピ感といい、ビートといい、
押さえたボーカルといい....また美メロ。
「アイビービルディング」の頭はサンプリングしたくなるし....。
とにかく美しいPOPSアルバムです。
●Horace Silver /Song For My Father
アナログで持っていたけど、CD安かったので買ってしまいました。
いや、ファンキーですよ。でも昔ジャズファンクを期待して
聴いたときはちょっと残念にも思ったのを覚えています。
「ファンキーなジャズ」と「ジャズファンク」は違うからね。
そう考えたとき、これは一級の「ファンキーなジャズ」。最高。
ジャズの入門としてもいいんでないでしょうか?
●Grover Washington Jr./Feels So Good
ムーディーなジャズから、「just the two of us」なんかまで
手掛ける名手。いまいちジャズ界での彼の評価や立ち位置が
見えないんだけど、私は好きです。そんな彼がMOTOWNにアルバムを
残していたとは知りませんでした!1975年の作品。
黒く霧がかったようなアルバム。彼ならではのスイートさやメロウ感は
あるものの、結構ドロっとしてます。らしくなく黒いですよ。
ファンクビートあり。サンプリングして〜と思わせます。
勝手なイメージだけど、もう少しベースをモコっとさせれば、
「Hydra」のイントロなんてプレミアがいじってそうだしね。
とりあえずウイスキー飲んで3時間目に聴きたいアルバムって感じ。
●Count Bass D/Begborrowsteel
新譜もこないだ出ていたCount Bass Dの今年2月の作品。
ソウルフルでジャジーなんだけどそれだけでは終わりません。
この格好良さはなんだろな...。まぁ短い曲ばかりで(最長3:30)、
インタールード的というかどんどん展開していきます。
曲が切れた感じしないからあっという間にアルバム聴けてしまう。
すんごく計算されてる。暖かくスタイリッシュ。いいよ。
●Brother Jack McDuff/Moon Rappin'
ブルーノートから。かなりファンキーなジャズです。
トライブがサンプリングしてる「Oblighetto」収録。
他にもファンキーな聴ける曲が詰まってます。

●DOUBLE/Life is beautiful
JAZZ meets DOUBLE。こんなに気持ちいいものかと。
基本としてDOUBLEはR&Bだからね。
「ルパン」シリーズの多くの楽曲を手掛けている大野雄二氏や
m-flo&TOKU、ソウライブ(!)などとコラボ。
スタンダードから「ワインレッドの心」まで幅広く聴かせます。
でもそんなにスイングはしてないよ。
ジャズのボーカルアルバムじゃないです。
あくまでもR&BのDOUBLEが魅せるJAZZ世界。
それが素晴らしいって事。
●RECREATION GROUND/SECRET BEATS FILE - LEVEL 1-
ブレイクビーツものでは久々にかっけえ!と思いました。
ってこれも偶然の出会いだったりするんだけど。
「news」にも書いたけど昨年のクリスマスに出会った
USKEY氏が参加してます。ってか彼がいるLOW JACK THREEが
呼び掛けてのアルバムです。ジャズ、HIPHOP、などの垣根を越えて
かっとばしてくれてます。本人と飲んだだけに、やりたい事も明確で
いいものを追求している姿が音からわかります。こだわってる。
新しくてかっこいい音楽捜している人にはお勧めです。
とりあえずUSKEY氏のいるイベントに遊びにいかないと!
●SUZI KIM/TRY ME2004
アナログのみの発売。
これは私が浪人時代に出会った作品の2004年版。
90年代を代表するジャパニーズR&Bの名曲です。
「今」の音に装い新たに登場しているので
懐かしいという想いだけでなく、新鮮に聴く事が出来ます。
せつな系のメロとSUZI KIMのウィスパー的歌声。
いやはやなんでアナルグだけなんだろ。
こういう曲が普通にヒットチャートに入ってくると、
日本の音楽シーンもわくわくするんだけどな...。